株式会社ユーアイ社長 辻 健一郎
福祉との出会いは、中学校から続けていたバスケットボール。
知的障害者のバスケットボールコーチの経験がはじまりでした。
株式会社ユーアイ社長の辻でございます。
弊社はサービス付き高齢者向け住宅「ゆかりの里」を平成25年12月に開設いたしました。
開設に当たり、私の思いをお伝えします。
わたしが福祉に関わりを持つようになったのは、10年程度前です。
鹿児島市内の障害者交流センターハートピアで開催された「障害者スポーツ指導員初級」の講習を受け、指導員資格を得たことがきっかけです。その後ハートピアで知的障害者のバスケットボール教室が開かれることになり、バスケットボール経験者としてコーチを頼まれました。この教室は2年続き、その後自主活動として継続が決定し、私もそのままコーチとして携わっていました。
わたしの本来の仕事は、福祉とはまったく縁のない飲食関係の総務部に在籍していましたので、この活動にはプライベートの時間をボランティアとして取り組んでいました。
練習には20名くらいの知的障害者の方々が参加していますが、一人ひとり状況が違います。
少しでも彼らのことを理解したいと考え、社会福祉士の勉強を始め、資格を取得いたしました。
福祉の勉強を本格的にしたことで、知的障害者の方々との接し方に役立つことができました。
次々と起きた高齢者介護で、家族の生活は一変。
「社会福祉士の資格を生かして親の介護を家族でしたい」という思いが
介護施設開設へとつながりました。
社会福祉士の資格を活かして親の介護を家族で直接したいと思い、介護施設を開設することを決心いたしました。
12月から、母も「ゆかりの里」に入居しています。併設のデイサービスで心身のケアをしながら生活していくことになります。わたしは、介護される側・介護する側両方の立場を理解した上で、「ゆかりの里」に入居される方々には自分の親と同じように接していく所存であります。
60歳以上の方、または介護認定を受けている方なら入居できます。
自立されている方も、介護が必要な方も、安心して楽しい生活が過ごせるよう家庭的な雰囲気いっぱいの施設にしたいと思っています。
「ゆかりの里」での生活を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
